算数の不思議でびっくり

3~6歳

楽しく絵本を読んで、足し算・引き算・掛け算・割り算の概念を学ぶことができる絵本はいくつかあります。算数の学びが出来る絵本を紹介します。

「1つぶのおこめ」

  1. 教育的な要素:この絵本は、算数の不思議さを楽しく学べる内容になっています。物語は、1つぶのお米から始まり、毎日その数が2倍に増えていくという設定を通じて、指数関数の概念を紹介しています。
  2. 美しいイラスト:インドの細密画風の美しいイラストが、物語を一層引き立てます。特に、お米の数が増えていく様子を描いたページは圧巻です。
  3. 面白いストーリーテリング:物語は、欲張りな王様が賢い女性に出し抜かれるという痛快な展開を描いています。これにより、読者は物語の楽しさを感じながら、算数の知識を自然に身につけることができます。

「王さまライオンのケーキ」

  1. 教育的な要素:この絵本は、半分・倍のことを理解するのに、ケーキを使って表現しているのがとても分かりやすいです。しかも、とても心温まるストーリーになっているのが魅力的です。
  2. 個性的なキャラクター達:登場する動物達の性格も個性的で、ずうずうしい性格をしていて、自分の分のケーキを食べる、食事シーンがクスッと笑ってしまいます。主人公の「アリさん」が、とても真面目な性格です。この対照的な関係性が、読んでいて面白いところです。
  3. 思いやることも一緒に学べる:この絵本から、自分のことだけを考えないエッセンスを学べたり、相手の分のことも考えてみようという、思いやる気持ちを教えてもらえる作品です。

「ワニのたまごやさん」

  1. 教育的な要素:この絵本は、算数の基本を楽しく学べる内容になっています。物語は、ワニが庭で飼っているニワトリが産む白いたまご、黒いたまご、水玉のたまごを数えて、足して、引いて、比べていくという設定を通じて、算数の基本が楽しく身につきます。
  2. 美しいイラスト:絵本のイラストは、物語を一層引き立てます。特に、ニワトリが産む3種類のたまご、特に水玉たまごがとてもかわいいです。
  3. 面白いストーリーテリング:物語は、ワニが庭でニワトリを飼い、たまごやさんを営むという設定が面白いです。そのたまごはどれもとってもおいしくて、「ワニのたまごやさん」は町のみんなにも大人気です。

「ネズミなんびきでゾウになる?」

  1. 教育的な要素:この絵本は、算数の基本を楽しく学べる内容になっています。物語は、ネズミが大きな数を理解するために、身近なものと比較しながら世界一高い山や最大の恐竜など、子どもが興味を持ちそうなものの大きさを紹介しています。
  2. 数を具体的にイメージする力とそれを楽しむ力:本書を読むと「数を具体的にイメージする力とそれを楽しむ力」が身につき、子どもに必要な“数学の地頭”が育ちます。
  3. あらゆる事象を「数」という媒介を通して分かりやすく紹介:特にこの本は、あらゆる事象(例えば環境破壊やクジラの生態など)を「数」という媒介を通して分かりやすく紹介していることから、英国学校図書協議会より2021年インフォメーション・ブック・アワードに表彰されました(8-12才向け)。
  4. 数や算数が苦手な子、知識を広げたい子どもたちにオススメ:数や算数が苦手な子、知識を広げたい子どもたちにオススメしたい1冊です。

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